【Radio】AH4を車内に取り付けました ― 2005/09/26 19:19

IC-706MK-IIを数年前から車に積んでいます。受信機がゼネカバですし、送信は1.9~144MHz帯のハムバンドをカバーしているのですごく重宝しています。他に、430MHzFMと1200MHzFMのキカイも積んでいます。走行中は、ハムバンド以外の周波数をワッチしていたりします。
さて、私は走行中、HFをワッチするのが好きなんです。ふだんつけているアンテナは28MHz用です。(正確に言うと29MHzFM用ですが、28.5あたりのSSBは問題なく使えます。)こんなアンテナでも、3.5MHzから28MHzまで聞こえますが、28MHz以外は「送信できない」のがつらいところです。野外運用のことを考えて、1,2年前にIC-706用のオートアンテナチューナAH4を購入しておりました。一度も使ったことがないので、意を決して車に取り付けました。
このAH4、本当は車外に取り付けて、アンテナ端子からエレメントをつけるのが理想的なはずです。私の車はレガシィワゴンで、車外にAH4をつけるのは無理です。車内に取り付けると、アンテナ基台からAH4まで同軸ケーブルが1.4m入ることになります。短いエレメントは、周波数が低くなればなるほどインピーダンスが高くなり、電圧が高くなります。ダメだろうなぁ~と考えていたのですが、知人が「同軸が入っても意外に使える」のを経験したというのを聞いて、一気に工事をしました。
広い河川敷にいって長い電線を釣り竿であげたりして色々テストしました。停車して運用する分には、長いエレメントを使えますが、走行中もAH4を使いたいとなると長くはできません。
写真・・荒川の笹目橋上流の河川敷で、釣り竿で電線を張ってテスト。TBS戸田送信所のアンテナが遠くに見えています。
常時使っている10M用ホイップをそのまま流用できないかと考えました。基部にローディングコイルが入っているものと思われますが、片側をアースに落としてタップをとっている形式だとまずいので、テスターで導通チェックをしたら導通無し!多分、シリースにコイルがはいっているだけだろうと考え、これで各バンドでチューンをとってみました。
結果は・・・・3.5MHzと21MHzはSWRが十分に下がりませんでした。(それでも、チューナー無しよりも受信は良くなりました)7.10,14,18.24,28/29、そして50MHzはチューンがとれました。能率はあまり考えないことにすれば、これはすばらしいことです。短いアンテナながら、7MHzの感度はグーンとあがりました。(能率を考えるなら、ローディングコイルを先端部に近づけたアンテナがいいんです。調整はベースローディングが一番楽です。)すべてのバンド(3.5~50MHz)で、電圧給電になる長さを避ければ適当な長さの(そして出来るだけ長い)エレメントを使えるのは実に便利です。
もちろん、見かけ上チューンがとれても、アンテナの長さが小さいので、能率はよくありません。でも、送信部は正常に働きますので「とりあえず」電波を発射できます。これで、HFモバイルが楽しくなりました。(各バンド用のホイップもっていますが、停車して交換するのはすごく面倒くさいのが現実です。)問題は、21MHZがエレメントの長さに関してなかなかシビアなことです。これは時間をかけて研究したいと思います。(アンテナ長以外にも何か問題(回り込みなど)があるかも知れません。)
今日はアンテナのテストをしていて50MHzSSBをワッチしたら、なにか聞き覚えのある局の声が聞こえてきました。やはり40数年前から知っている局でした。実に20数年ぶりくらいに交信しました。アンテナを取り替えないでいろいろな周波数にQRVできると、こんなこともあるだなぁと実感しました。
○コメントのみ、「すぐに公開」の設定に戻しました。
さて、私は走行中、HFをワッチするのが好きなんです。ふだんつけているアンテナは28MHz用です。(正確に言うと29MHzFM用ですが、28.5あたりのSSBは問題なく使えます。)こんなアンテナでも、3.5MHzから28MHzまで聞こえますが、28MHz以外は「送信できない」のがつらいところです。野外運用のことを考えて、1,2年前にIC-706用のオートアンテナチューナAH4を購入しておりました。一度も使ったことがないので、意を決して車に取り付けました。
このAH4、本当は車外に取り付けて、アンテナ端子からエレメントをつけるのが理想的なはずです。私の車はレガシィワゴンで、車外にAH4をつけるのは無理です。車内に取り付けると、アンテナ基台からAH4まで同軸ケーブルが1.4m入ることになります。短いエレメントは、周波数が低くなればなるほどインピーダンスが高くなり、電圧が高くなります。ダメだろうなぁ~と考えていたのですが、知人が「同軸が入っても意外に使える」のを経験したというのを聞いて、一気に工事をしました。
広い河川敷にいって長い電線を釣り竿であげたりして色々テストしました。停車して運用する分には、長いエレメントを使えますが、走行中もAH4を使いたいとなると長くはできません。
写真・・荒川の笹目橋上流の河川敷で、釣り竿で電線を張ってテスト。TBS戸田送信所のアンテナが遠くに見えています。
常時使っている10M用ホイップをそのまま流用できないかと考えました。基部にローディングコイルが入っているものと思われますが、片側をアースに落としてタップをとっている形式だとまずいので、テスターで導通チェックをしたら導通無し!多分、シリースにコイルがはいっているだけだろうと考え、これで各バンドでチューンをとってみました。
結果は・・・・3.5MHzと21MHzはSWRが十分に下がりませんでした。(それでも、チューナー無しよりも受信は良くなりました)7.10,14,18.24,28/29、そして50MHzはチューンがとれました。能率はあまり考えないことにすれば、これはすばらしいことです。短いアンテナながら、7MHzの感度はグーンとあがりました。(能率を考えるなら、ローディングコイルを先端部に近づけたアンテナがいいんです。調整はベースローディングが一番楽です。)すべてのバンド(3.5~50MHz)で、電圧給電になる長さを避ければ適当な長さの(そして出来るだけ長い)エレメントを使えるのは実に便利です。
もちろん、見かけ上チューンがとれても、アンテナの長さが小さいので、能率はよくありません。でも、送信部は正常に働きますので「とりあえず」電波を発射できます。これで、HFモバイルが楽しくなりました。(各バンド用のホイップもっていますが、停車して交換するのはすごく面倒くさいのが現実です。)問題は、21MHZがエレメントの長さに関してなかなかシビアなことです。これは時間をかけて研究したいと思います。(アンテナ長以外にも何か問題(回り込みなど)があるかも知れません。)
今日はアンテナのテストをしていて50MHzSSBをワッチしたら、なにか聞き覚えのある局の声が聞こえてきました。やはり40数年前から知っている局でした。実に20数年ぶりくらいに交信しました。アンテナを取り替えないでいろいろな周波数にQRVできると、こんなこともあるだなぁと実感しました。
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