【V-Low】i-dioの受信 まとめ (3)2016/03/26 14:20

 いろいろ受信テストを繰り返してきましたので、ここですっきりまとめます。
(1)スマホで受信&アプリ終了
   i-dioチューナのSWを入れて、動いているものとします。
   スマホでi-dioアプリを起動します。direct WiFI [利用できます]がでたら
   タップします。あとはやることありません。(スマホのWiFi設定をさわると
   うまくいきません。あくまでもアプリの指示に従います。)
   真ん中の画像をご覧ください。とりあえず、人間がやるのはこれだけ。
   音がでたら聴きたいジャンルを選択します(次に音が出るまで時間がかかりま    す。)アプリの終了は、「強制終了」よりも、[戻るボタン]をタップして終了
  するのがスマートです。(このあたり、SNSとかgmailのアプリを,ホームボタンで  ホイホイ選んで使う場合と感覚が違います。「アプリの終了」を意識することが
  ありませんから。)

★★★ i-dioチューナの説明書に書かれていますが、接続できる機器は1台のみ
    です。


    なお、i-dioアプリは、CPUの負荷が案外大きいようでして、スマホ本体の
   発熱が大きく、バッテリーの保ちが悪いような気がしています。
アプリの終了は、「戻るボタン」で「はい」を押す

(2)私自身は、タブレットを使っていませんが、家人が持っているので、ちょいと
  借りて動かしてみました。タブレットはNECのLavieTab PC-TE508S1です。
  Androidは4.2でしたので、Google Playからi-dioをインストールできました。
  スマホでさんざん苦労した甲斐があって、今度はスッキリ起動できました。
  (普段手にしないタブレットなので、スクリーンショットの方法がわからないので
  原始的にデジカメで撮影した画像を使いました。ぼけている感じがするのはその
  せいです。あしからず。)
アプリの起動と終了
  原因不明ですが、チャンネル(リスト)で示されたのは、Amanek(自動車
ドライバー向けらしい)とCreatorsしか見えません(聴けません)でした。



(3)サービスエリアと外部アンテナ
  私の住まいは東京・S区にあります。東京タワーとの直線距離は約20kmです。
 モルタル作りの屋内で、i-dioチューナの付属ホイップを伸ばせば受信できます。
 愛車に積んで走ってみると、場所によっては音が途切れました。東京の西の方に
 行くには、車の屋根にロッドアンテナつけないとダメだなと考えて、接続ケーブ
 ルをつくりました。スマホでさんざん苦労したので、今度はスッキリ起動できまし  た。
  愛車は自他共に認める無線車ですから、ロッドアンテナをつけるのは簡単です。
 i-dio放送の電波は103.5~107.4MHzの間にでています。超短波ですから、電波
 の飛び方は光と同じです。1/4波長は短縮率を加味するとだいたい70cm。手持ち
 のラジオ用ロッドアンテナを流用しました。茶色のケーブルは、手持ちのテフロン
 製の同軸ケーブルですがこれは入手難でしょうから、1.5C2Vでかまいません。
 ミニプラグにうまく半田付けできるなら、3C2Vでももちろんいいです。

私が作った外付けアンテナ接続用ケーブル

 3月25日 お天気が良いので、カメラをもって、西武安比奈線跡の写真を撮りに
(まだuploadしていませんが五度目)川越方面に走り、五日市に回って、福生まで
 いきました。
入感状況
 i-dioチューナ本体のロッドアンテナを全部伸ばして、自宅前でi-dioを受信可能に
して、走り出しました。関越自動車道で大泉から川越までは、高速道のロケーションが
割合良いので、外部アンテナ無しで川越ICまで聞こえました。
 川越から一般道に降りたら、電波の障害物が多いらしく、ぱったり聞こえなくなりました。停車して、車の屋根のロッドアンテナに切り替えました。効果は絶大で聞こえ始めました。安比奈線跡でしばし写真撮影してから、R16の外側(山より)を走って狭山市、入間市を抜けて、青梅からあきる野市へ。あきる野市ではサービスエリアマップみてもわかるのですが、限界の場所があります。某コンビニの駐車場に入ったらまったく
聞こえなくなりました。その後福生までは、東京タワーに近づく方向なのでちゃんと
聞こえました。福生の友人宅でデモしようと思ったら、室内にi-dioの電波がまったく
届いていないみたいで失敗しました。その後は、東大和市経由で西東京市を通り帰宅。途中で、アンテナを切り替えてみましたが、チューナ付属ホイップでは音が途切れ途切れになることが多かったです。とにかく、外部アンテナの威力は絶大でした。

電波がよわいところでは外付けロッドアンテナをつなぐ

 i-dioチューナには、イアフォンジャックみたいなのがありますが、これが外部アンテナ端子です。3.5mmミニプラグ(モノーラル用)が必要です。ミニプラグに長い電線を半田付けしてつないだら? 超短波も極超短波も、電波を最大の効率で受信できる物理的長さが存在しますので、長い電線つないでも無意味です。
 i-dioチューナのアンテナを全部伸ばして(雨対策で)プラスチックケースにいれて、
車の屋根とか、屋外(東京タワー側)に設置する手もあります。
i-dioチューナに外部アンテナつなぐにはminiプラグが必要

 今回の実験では、ロッドアンテナを使いましたが、流用可能なアンテナがあります。
アナログTV時代のカーナビ(TV内蔵)用アンテナは、長いツノと短いツノのアンテナを
車の両脇につけたものです。長い1本は、カーナビがVICS用(FM放送受信)に使っていますから、外せません。それとは別の長い方は使われていませんから、カーナビ(私のは2003年製のカーナビ・・まだ使っています。地デジチューナつないでいます)から引き抜きます。これのプラグは3.5mmミニプラグなので、線が延びれば、i-dioチューナーに接続可能です。ただし、2カ所のアンテナのどちらがVICS受信用に使われているかを
調べねばなりません。簡単なのは、テスターと長い線でチェックしてみることです。
(カーナビでFM文字放送受信モードにして、カーナビ本体についている4本のミニプラグを1コずつ抜いてみるとわかります。)
 2本のツノの短い方は、UHFですが、たぶん使われていません。愛車に地デジチューナ
つけたときは、フロントガラスにフィルムアンテナがつけられましたし。(短いツノ、本当は地デジ受信に使えるのです。)
 もしわかれば、1.5C2Vとミニプラグのオス・メスをつかって延長ケーブルをつくると
接続可能になります。(普通は、助手席下から、アンテナケーブルがのびないので、アンテナプラグを引き出せないと思います。)私の場合、遊んでいる長いツノ(アンテナ)は、FM補完中継局受信用に流用しています(=カーオーディオを実験的にもう1台
積んでいます。)
アナログ時代のTVアンテナ

助手席下にこれがあるかもしれない->流用できる

家で聴くには、流用できるアンテナがあります! それは、アナログTV時代のVHF用アンテナです。あの大きなアンテナ、無改造でi-dio受信に使えます。もしあれば、活用してみることです。屋外の大きなアンテナから来た同軸ケーブルに上述のミニプラグをつければ使えるはず。この方法は、電界強度がぎりぎりの時にのみやってみてください。
東京タワーに近いところでやっても無意味です(場合によっては、i-dioチューナへの
電波入力が強すぎて障害が発生するかも。)

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ここらでコーヒーブレイク
西武安比奈線跡で一番気に入ったシーンをお見せします
(このテーマについては近日中に書き込みます。)



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