【北海道】えりも町のバス待合所2008/08/04 08:43

襟裳岬・バス待合所
 7/15~7/24まで、北海道海沿いドライブを楽しみました。襟裳岬付近ではどうしてもまた見たいものがありました。それは、バス待合所です。とんがり帽子が頭にあり、遠くからでも見えます。
 5年前の2003年にも、襟裳岬は車でいきました。その時非常に印象的だったのがえりも町のバス停(バス待合所)。今回のドライブで通らなかったところも沢山ありますが、北海道広しといえども、これだけ目立つ、そしてメルヘンの世界を想わせるようなバス停留所は、他にはありませんでした。(風雪・厳寒が当たり前の土地柄、出入り口つきの待合所は珍しくありませんが。)

 どうして襟裳岬付近だけこういうバス停があるのか、路線バスを運航しているJR北海道バスに問い合わせてみました。あれは、えりも町が建造したものなので、えりも町に問い合わせて下さいとのこと。そこで、えりも町役場にemailでお尋ねしました。

ご回答いただいた要点
・平成3年から3年間かけて、老朽化したバス待合所を建て替えた。
(私が2005年にみたバス待合所はできたてホヤホヤだったわけです。)
・設計は町の担当職員(う~ん、設計事務所開けるのでは?)
・観光地としてのイメージを大切にした形にした。
・とんがり帽子は、襟裳岬をイメージしたもの。
・防犯上の理由から窓を大きくした。
・JRバスだけではなく、児童生徒やバス通学、保育園児の通園にも使われる。
・とんがり帽子部の窓が黄色いのは、全体が白なので、それに合わせたものではないかとのこと。

 これで、5年間抱き続けた謎は氷解しました。しかし、インターネット上で調べると、このとんがり帽子型バス待合所にひかれて写真を撮った人は非常に少ないようです。列車、バスでの旅行者には単なるバス停留所なんでしょう。しかし、車で走っていると、とんがり帽子が遠くからみえるので、何だろうと思わせてくれます。そして、その前まで行っててようやくバス停(バス待合所)とわかります。中には、5,6人すわれるそうです。(中にはいってみなかったことが悔やまれます。)襟裳岬にいくことがあったら是非ながめて写真を撮りましょう。私がわざわざblogに取り上げた理由がわかるかもしれません。