【Radio】依佐美送信所記念館2008/08/02 16:36

高周波発電機
 7月末、大阪に行く用事があったので、途中下車してJR刈谷駅でおりて、依佐美送信所記念館に行ってきました。依佐美には高出力の超長波(17KHz)の送信所が活躍していました。インターネット上でいろいろな情報がありますので、詳しくは検索してみることをおすすめ。昨年から依佐美送信所記念館として歴史的な施設を見ることができるようになりましいた。

場所は、フローラルガーデンよさみです。
http://www.geocities.jp/ttru_yamamoto/yosami/4-reference/floral/index.htm

依佐美送信所記念館
http://www.geocities.jp/ttru_yamamoto/yosami/
(入場は無料です。)

 高周波発電機に興味をもってしまい、どうしても見たかったのです。
東芝工場の敷地内にも高周波発電機があるのですが、残念ですが一般人の見学は許可してくれません。(問い合わせしたことがありますが、断られました。)
http://sts.kahaku.go.jp/sts/detail.php?&key=900590111003&APage=994
 そうなると、見られそうな高周波発電機は依佐美送信所で使っていたものだけです。
 写真は、記念館2Fの回廊からみた高周波発電機です。黄色のパイプの中は直径5~6cmのより線(いうなればワイヤーケーブルみたいな銅線)が通っているものと想像しています。
 5,814Hz,500KW出力。AEGの真鍮姓のプレートが輝いて居ました。この5,814Hzをトリプラーで17,442Hzに逓倍してアンテナにのせたわけです。高周波発電機はもともとは2台あったのですが、1台は処分されることになりました。その前に精密に分解、記録されたあと廃棄されました。折角残っているのですから、1年に一度、ダミーロード負荷でいいですから作動させて欲しいものです。

 SwedenのSAQ(Grimeton 17KHz)は、1年に一度実際に送信するそうです。わが国でも、歴史的価値がある送信所とか海岸局は動態保存して欲しいもの。短波帯のJJYも8MHzだけは残して欲しかったなぁといまでも残念に思います。
SAQ
http://www.alexander.n.se/startsida_e.htm

【ネコ】和歌山電鐵貴志川線・貴志駅のたま駅長2008/08/02 17:27

飼い主の女性からおやつをもらう「たま駅長」
 大阪に行く用事があったので、ちょっと足をのばして、話題の和歌山電鐵貴志川線・貴志駅の「たま駅長」に会ってきました。(新大阪から和歌山までは、オーシャンアロー号で1時間。)貴志川線の和歌山-貴志駅往復券は\650で、割引になっています。

 和歌山から電車に揺られること30数分、貴志駅について、改札口の方をみたら、いました、いました!特製座布団に、夏用のメッシュ制帽を頭にちょこんと載せた「たま駅長」が!帰りの電車が来るまで、デジカメのシャッターを切り続けました。

 勤務時間は9:00~17:00(夏季)。日曜日はお休み。

 写真は、飼い主の女性にオヤツをもらい、「勤務」を忘れて甘えている瞬間です。女性の腕を両手でつかみ、オヤツをクチュクチュ。本当に可愛いミケネコです。いつも飼い主さんがそばにいるわけではなくて、たま駅長だけできりりとした顔で改札口を守っています。毎日毎日知らない人が見に来るのに、ご苦労さん。私が行ったときは、たま駅長を取り巻いているのは女性が圧倒的に多かったです。
 動画でたま駅長を見ると、人が何かしゃべり終わると、タイミング良く「ニャア」と返事をしています。これは、飼い主さんに抱かれているときだけのようです。

【北海道】えりも町のバス待合所2008/08/04 08:43

襟裳岬・バス待合所
 7/15~7/24まで、北海道海沿いドライブを楽しみました。襟裳岬付近ではどうしてもまた見たいものがありました。それは、バス待合所です。とんがり帽子が頭にあり、遠くからでも見えます。
 5年前の2003年にも、襟裳岬は車でいきました。その時非常に印象的だったのがえりも町のバス停(バス待合所)。今回のドライブで通らなかったところも沢山ありますが、北海道広しといえども、これだけ目立つ、そしてメルヘンの世界を想わせるようなバス停留所は、他にはありませんでした。(風雪・厳寒が当たり前の土地柄、出入り口つきの待合所は珍しくありませんが。)

 どうして襟裳岬付近だけこういうバス停があるのか、路線バスを運航しているJR北海道バスに問い合わせてみました。あれは、えりも町が建造したものなので、えりも町に問い合わせて下さいとのこと。そこで、えりも町役場にemailでお尋ねしました。

ご回答いただいた要点
・平成3年から3年間かけて、老朽化したバス待合所を建て替えた。
(私が2005年にみたバス待合所はできたてホヤホヤだったわけです。)
・設計は町の担当職員(う~ん、設計事務所開けるのでは?)
・観光地としてのイメージを大切にした形にした。
・とんがり帽子は、襟裳岬をイメージしたもの。
・防犯上の理由から窓を大きくした。
・JRバスだけではなく、児童生徒やバス通学、保育園児の通園にも使われる。
・とんがり帽子部の窓が黄色いのは、全体が白なので、それに合わせたものではないかとのこと。

 これで、5年間抱き続けた謎は氷解しました。しかし、インターネット上で調べると、このとんがり帽子型バス待合所にひかれて写真を撮った人は非常に少ないようです。列車、バスでの旅行者には単なるバス停留所なんでしょう。しかし、車で走っていると、とんがり帽子が遠くからみえるので、何だろうと思わせてくれます。そして、その前まで行っててようやくバス停(バス待合所)とわかります。中には、5,6人すわれるそうです。(中にはいってみなかったことが悔やまれます。)襟裳岬にいくことがあったら是非ながめて写真を撮りましょう。私がわざわざblogに取り上げた理由がわかるかもしれません。

【雑】Googleのストリートビューを撮影する車(らしい)2008/08/06 23:04

Google-Mapカー Prius
 6月16日、フェリーで函館に到着。港から市内に車を走らせていたら、写真のようなGoogleの張り紙をドアに張ったプリウスを発見。最初は、ルームミラーに見えた「屋根に妙なモノを付けた」車に気付いたのです。具合良く、私の脇を通ったところで信号待ち。

 私の車の助手席には、いつもコンパクトデジカメを置いてありますので、早速パチリ。何のアンテナかなと思っていたのです。GPS用らしきものは、ルールキャリアにに黄色のアンテナがついていますし・・・。

 Googleの車だったら、ほかでも目撃されているはずとインターネット検索したら、やはり数件ヒットしました。でも、走っている目的は不明のままでした。

 今日、GoogleのStreeViewなるものをふとしたことで知りました。現時点では、札幌、函館、仙台、東京、大阪しか対象になっていませんが、これはもっと増えるらしいです。(私が函館でGoogleプリウスを見たのは合点がいきます。)屋根に突き出たポールのてっぺんにある赤い物体はカメラだったんですね(写真)。

 私の家も確認。でも、かなり物議を醸しているようです。そうです、明らかにプライバシー侵害の恐れが十分あります。Googleに削除依頼をすれば対処してくれるらしいですが、問題はインターネットなどを使わない多数の人々のプライバシーです。<画面を見ることが出来ないし、削除依頼の手段がありませんから。>

Googleは、8月5日に説明会をやったそうです。
「ストリートビュー」のプライバシー問題、グーグルが方針説明
不適切な画像はユーザーからの報告で対処
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/08/05/20489.html
 私が危惧している点、最後に書かれていますが、Google側の説明は答えになっていません。こんな曖昧な認識のもとに、StreeViewの対象地域を広げていくのはすごい無駄に思えます。StreetViewが面白い、便利だなんて言っていられない側面があるのです。

 こんなことにゼニを使うなら、飢餓に苦しむ人々、発展途上国でAIDSに苦しむ人々に温かい手をさしのべたらどうなんですかね。そうすれば、「流石にGoogle!」という評価を世界中で受けるはず。

△ プライバシーを重んじるフランスでは[StreeView]がどう扱われているのか関心があります。

○写真のようなPriusを遠くに見たら、すぐ物陰に隠れるべし。
 人も写真に入ってしまうことがあるそうな。<結果的に困る人もいるようです。>
☆自宅をどう隠そうか・・・・これが問題です。